前回はlsのソースコードを探すところから始まり、どこから取得すれば良いのか検討がついた。 今回はApple Source Browserから閲覧・取得できるソースコードを利用する。
ブラウザからソースコードを直接読めるが、ローカルにdownloadして慣れ親しんだエディタで見たかった。 ファイルごとにボタンぽちぽちしてコードをコピー・ペーストしてファイルに保存というのはめんどくさい。 ヘッダファイルやMakefileも同じディレクトリだけで完結しそうにもなさそうだったしな。 そこで一括でダウンロードできないかと調べたところ、 wget - Download source code from Apple's website - Stack Overflow に同じ悩みを持った人がいて、Apple Source Browserがtarで提供しているらしい。
ls
やcat
等のコマンドのソースコードはfile_cmds-*
というディレクトリにあるらしく、suffixにverらしきもが付いている。
例えばfile_cmds-184
とか。
どうやらverらしき番号が大きいのはfile_cmds-272
だったので、今回はこれをリーディング対象にする。
https://opensource.apple.com/tarballs/file_cmds/
からtarで提供されており、それぞれのverのソースコードをdownloadできる。
file_cmds-272.tar.gz
をdownload & 解凍してlsのディレクトリを見たけれど、Makefileがないだと...
他のverはどうかとfile_cmds-184.tar.gz
のlsを見るとMakefileはあるが、他のMakefileを必要としているらしく、その依存Makefileがないとのこと。
結構めんどくさそうだな...buildから躓くとは...